大学の講義が早く終わってしまった為、家でワイドショーを、
観るとはなしに観ていました。
芸能界や政治、経済で起こった出来事に対し、コメンテイター
なる人々が意見を交わし、日本の将来について語り合っていま
した。
しかしいつも思うのですが、この人たちが好き勝手語りあう
のは良いですし、この人たちが何もしないのも、別に悪いわけ
では無いと思います。 面倒ですからね。
ただ、未来展望は語る割に、過去に起こった事件や事柄に
関して、ほとんどフォローなしというのが退屈でたまりません。
ゴミ屋敷の老婆があれからどうなったか。
そんな話題よりも、
事件や事故などの、その後の方が気になります。
もちろん
当事者の、きちんとした承諾をとってからですが。
NGOの国際会議参加拒否問題がありました。
その直後、参加を拒否されたNGO団体の代表が、抗議の為に
テレビに出演し、大いに関心を呼びました。
NGOについて見直され、拒否問題の時に目立ち過ぎて
しまった鈴木宗雄さんは党を追われ、彼を追及した辻本議員は
職を追われ、宗雄さんと対立した真紀子議員と、辻本議員の所属
した党の頭である土井党首も、新たに疑惑を追求されています。
しかし、なにか忘れていないでしょうか?
NGOの一部が、自分達がボランティアを行っていた国で、
食料を配給する見返りに、少年少女の体を要求していたという
事件。
その要求を拒否した者には食料がまともに配られなかった
という事柄。
愛や恋は脳がラリッて見せる幻覚だから良いですが、脳内
分泌物質も無しに、無理やり性交渉を強要された彼ら、彼女らの
無念は、窺い知る事は出来ません。
この事件だけでなくどんな事件でも、情報を全国に放ったその
後、それをただ放置するのか、もしくは真相を究明するか、その
差は大きく、国内のマスメディアに関する私達の評価にも、いくら
かの変化を起こすと思います。
国が新しく決めようとする法律に、反対の署名を集めるだけ
でなく、実際に有用なものなのだと証明する事は、それほど
無駄とは思えません。 もう少し考えてはどうでしょうか。
特に書く事もなく、だらだらと書いたとネタばらししつつ、
今日のテキストでした。
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